義歯の案内
通常治療・被せ物・入れ歯の種類
保険の詰め物では本物の歯と見分けが付かないようなものを作ることはできず、白い材料を使用した場合には、個人差がありますが必ず何年か後に磨耗して変色します。
また、白い材料が使えるのは基本的には前から3番目の歯である犬歯までで、4番目以降の歯は全て金属のクラウンになります。(まれに、硬質レジンジャケット冠が使えるケースもあります)
特に、前歯を保険の材料で治療した場合には、後々変色してかなり目立ってきますので、見た目を気にする人は前歯に関しては保険外で治療をしたほうが(歯の条件が悪い時を除く)良いと思います。
保険外のクラウンの場合は本物の歯と見分けが付かないようなものや、変色しないものを作ることが出来ますが、色合いに関しては歯医者さんのテクニックが大きく関わってきます。 また、保険外であれば前から4番目以降の歯に白い材料を使用することが可能です。
被せ物 保険の部
【前歯部】 材質:硬質レジン冠(数年使用すると変色します)
【臼歯部】 材質:パラジウム合金(いわゆる銀歯です)
被せ物 自費の部
【前歯部】
材質:オールセラミック(ジルコニア) 金属を使用せずに陶材だけでできた被せ物です。
材質:メタルボンド 陶材を金属に焼付けて製作した被せ物です。
材質:ハイブリットセラミックス 特殊なプラスチックとセラミックスの複合材料です。
【臼歯部】
材質:金合金 金が多く含まれている合金です。
材質:白金加金 白金が含まれている合金です。
材質:メタルボンド(白い歯) 陶材を金属に焼付けて製作した被せ物です。
材質:オールセラミック(ジルコニア) 金属を使用せずに陶材だけでできた被せ物です。
ジルコニアオールセラミックス Lava(ドイツ製)
ジルコニアオールセラミックスは、90%以上の酸化ジルコニウムを主成分とした高強度のクラウンブリッジ用のフレームです。
エステティックを目的とした素材だけではなく、高い強度と自然美、長期保存による“脱金属”治療(メタルフリーソリューション)として使用されます。
【白いメタルの新技術】
・臼歯部2歯欠損の6本ブリッジまで対応できます。
・硬いだけでなく、破折しにくい特性があります。
・天然歯に近い透明性を再現できます。
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適合制度が非常に良いです。

ハイブリッド・セラミックス ベルグラス(アメリカ製)
ベルグラスは一般的にはハイブリッドセラミックス、ポリマーグラスなどと呼ばれ、特殊なプラスチックとセラミックの複合材料です。
物性的にも極めて優れており、インレーンから1歯欠損のブリッジまで(金属を使用せずに)対応可能です。 |

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MBに匹敵するオパール効果 天然歯に近い色調

ハイブリッド・セラミックス グラディア(アメリカ製)
ポリエチレンファイバーを使用することでメタルフリーブリッジ可能。 |

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【ハイブリッドバリエーション】
メタルフレーム・インレーの場合 → グラディアがお勧め
メタルフリーJK・ブリッジの場合 → ベルグラスがお勧め
ハイブリッドバリエーション
電鋳メタルボンド
陶材(セラミック)を純金に焼き付けて製作します。純金(99.9%)を使用するため、体に優しい差し歯です。そのため、歯頚部(差し歯と歯茎の境目)に黒いスジができません。もちろんオーダーメイドのため、違和感がなくご使用頂けます。この差し歯は、全ての面が白くできています。 |

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